2011年6月29日水曜日

老か不幸か

「年取っちゃったらもうお終いだ」

なんておっしゃる方がいる。

アンチエイジングに関するアンケートによれば

加齢による悩みの多くは「見た目」だそうで。

年を取っても若々しいありたいと思うのは当然のことで。

しかし、どんなにアンチエイジングをやったところで

二十歳に戻れるわけでもなく、死から逃れる事もできませんな。

健康や美貌を保つ事は大切な事ですが、それが目的と

なってしまった人生は魅力的といえるのかどうか

年を取る事を否定したがるような、価値観や社会環境では

「加齢」は「不幸」でしかありません。

でもカッコいいお年寄りっているもんですよ。

「加齢」による不都合なんかに心を縛られない

自分の生かし方を考えて生きている人。

年寄りって言ってもそういう人は「老い」ていませんし、

積み上げた人生の中身に惹きつけられるもんがあります。

2011年6月27日月曜日

1に健康、2に?

健康になれるんだったら死んでもいい。

という方もいらっしゃるようで、

こうなるともう信心です。

「病気」や「不健康」という言葉に恐れおののいて

「健康」にすがっている。

とにかく健康になるという目的のために生きている

自分というもの見つめてみたら、「健康」以外に興味が持てぬ

そういう方は「病」になったら例外なく「不幸せ」になるでしょう

「健康」に対する考え方が「健全」かどうか

そこから始めなきゃなりません。

2011年6月23日木曜日

扇子と手ぬぐい

落語の必須アイテムといえばこれ。

 









上のはどこでGETしたのか分からない成駒屋の扇子と
名人と謳われた先代の桂文楽師匠の手ぬぐい(復刻版)。

落語では扇子を、そばを食べる時の箸や、手紙をしたためる時の筆、
広げたときは書状といった具合にいろんなものに見立てます。

手ぬぐいは、財布に見立てたりしますが、高座で普通に汗を拭くのにも使います。

落語家は様々な状況を表現しますが、道具として使うのはこの二つだけです。

写真のものは稽古のときに愛用しています。

名人にあやかって、少しはうまくなるかしらん。

2011年6月22日水曜日

落語について

私は民間療法の世界に入って15年になります。

その前はというと…

東京で落語家の弟子をしていました。
芸名も頂いておりました。
そして、いろいろあってやめました。


演ずる事を避けてきましたが、最近になって、
芸人でないからできる落語もあるんじゃあないか
そういう落語が有用な場もあるのではないか

と思い直し、改めて稽古をするようになりました。

というわけでご近所のみなさま、

「この丸太棒め!」とか「あたぼうだ!」
とか聞こえても怪しまないでくださいね。

2011年6月20日月曜日

伝えること

先日公開したホームページですが、

「健康に対する予備知識、関心がないと分かりにくいなあ」

自分で読んでそう思いました。

むむむ…、今さらながら人に伝えることはむずかしい。

いろいろ考えながら加筆修正して参ります。


昨日は名古屋のクリエーターズマーケットに行ってきました。

クリエーターさんも、来場している方達も、てんでさまざま

いろんな自己主張が飛び交う、面白い空間でした。

妻のBooks and Crafts SARANA に作品を置かせて頂いている

作家さん方ともお会いでき、とてもうれしい一日でした。

作品を通して伝わる、作家さんの様々なエネルギー。

そんな中で素直に「いいなあ」と思えるような作品に出会えると

自分の中になんともいえない力が「伝わり」ます。

私はこういう「感性」の部分は昔はたいへん鈍いところもあったのですが

妻と出会って自分の中で眠っていたものを起こしてもらえました。

感性と論理の違いはありますが、

「伝わる」ように「伝える」ことをしないと

ひとりよがりになってしまいがちです。

「落語」や「ものまね」も「伝わる」ように稽古しませんとね…

2011年6月17日金曜日

民間療法を考える

インターネットでどのように自分の考えを述べていくのか

とまどいがありしばらく更新ができませんでした。

私は民間療法、その中でも「整体」を勉強しました。
そして自分の整体を含めて民間療法、代替医療といわれるものの存在意義や
矛盾について長らく考えてきました。

そうした考えを、不特定多数の方が見るインターネットという媒体でどのような形で

発信するのがよいのか、悩んだ末…

結局、ブログでつらつらと書き連ねるのは内容的に適切ではないと思い、
ホームページ上で、まとまった考え方をあらわすことにしました。

「民間療法を考える」

というタイトルで公開しています。

こちらのブログでは、そこに書ききれなかったことや

健康にまつわる新しい情報

落語などについて話していきたいと思っています。