2016年12月2日金曜日

12月の落語講座のお知らせ

12月21日(水)、12月22日(木)は背中家腰楽の落語講座がございます。

この12月で蒲郡の喫茶スロースさんでの講座は一旦お休みとなります。
(暮らしの学校では今まで通り開催いたします)

さて先月のお話はお客様のリクエストにお応えしての「火事息子」でした。
このお話、「勘当された子」と「勘当した親」の対面があるのですが、
「勘当」というものに対する認識そのものが随分と薄れておりますので
親子の関係性の描き方も時代に合わせて
更新しないとなかなか伝わりにくいムツカシイお話。

演目終了後はお待ちかね、
江戸のゲーム「おいちょかぶ」と「きつね」を開催いたしました。
こちらが用意したお菓子を利用する健全な形式でやっております。
もちろんですハイ。

おいちょかぶでは株札という特殊な札を使いますが(普通の花札でも代用可)、
やはり「ピシりッ」とこの札をめくる感覚ね。
子供の頃に祖母から花札を仕込まれたせいもあってか、何とも言えません。
博打のイメージが強い花札ですが、
明治~昭和初期生まれのご婦人は、たしなみとして
花札は心得ている方が多かったようです。


そっれにしてもシンプルなアナログゲームは短時間でもやっぱり盛り上がりますね。
皆さんに喜んで頂けたようで幸いでした。

さて今月は昔の大道芸人、大道商人にまつわる面白いお話です。
今で言う露天商も昔は「居合抜き」や「独楽回し」といった前芸を見せておいて、
それから商売物を商ったと言われております。
売り声や口上なんて今聞いたって実にオモシロイ。
私も小沢昭一さんがテレビでやってるの見て覚えたりしましてね。

とにかく楽しいお話ですのでお楽しみに!

またスロースさんでは富くじ大会「スロース富」を開催と
盛りだくさんの内容でお届けいたします。

12月21日(水)はJR岡崎駅より徒歩五分
様々な講座を開催しているこちらで。

場所  暮らしの学校 (JR岡崎駅徒歩5分)

日時  12月21日(水) 10:30~11:30

電話  0120-511-533

WEB  暮らしの学校(講座ページ)


12月22日(木)は、1階は特製自家焙煎コーヒー店、
2階は「ナマケモノ大学」を開催しているコチラにて


場所  喫茶スロース (JR蒲郡駅より徒歩1分)

日時  12月22日(木) 20:00より 

電話  050-3598-6745

2016年11月8日火曜日

11月の落語講座のお知らせ

11月16日(水)、11月17日(木)は背中家腰楽の落語講座がございます。

改めてお知らせいたしますが、
この12月で蒲郡の喫茶スロースさんでの講座は一旦お休みとなります。
(暮らしの学校では今まで通り開催いたします)

さて今月の落語は江戸時代の「最強ヤンキー」が登場いたします。
その昔、江戸っ子に大人気だった職業が「火消」。
よくお芝居なんかで出てくる、いろは48組からなる町火消だけでなく、
旗本からなる定火消(じょうびけし)なんてのもありました。

この定火消の火消人足を俗に「臥煙(がえん)」なんて申しまして。
全身に俱利伽羅紋紋の彫り物を入れており、極寒のなかでも
法被(はっぴ)一枚に、ふんどし一丁といういでたち。
喧嘩早くて乱暴者も多い。
火事以外の時には「さし(穴あき銭の穴に通す紐)」を
商家の店先に居座って法外な値段で無理に
売りつけたりと素行もよろしくない。
押し売りの元祖ですね。昭和のころにはゴム紐になってましたが。

まあそれでも、当時は威勢のよさに良家の子弟までもが憧れて、
その世界に足を踏み入れるなんてことが実際にあったそうです。

日本人が好きなものの類型は江戸時代まで遡っても、はっきり形になっておりしまして。
アイドル(10代の若い娘の素人芸)好きについてもお話ししましょうか。

また今回は荒くれ者にちなんだお話しということで、
江戸の庶民のゲーム
さいころを使った「きつね」、
















またお時間が許しましたら、株札を使った「おいちょかぶ」
















を開催予定です。
手が後ろに回らない形式でやりますのでご心配なく。

どうぞお楽しみに!

11月16日(水)はJR岡崎駅より徒歩五分
様々な講座を開催しているこちらで。

場所  暮らしの学校 (JR岡崎駅徒歩5分)

日時  11月16日(水) 10:30~11:30

電話  0120-511-533

WEB  暮らしの学校(講座ページ)


11月17日(木)は、1階は特製自家焙煎コーヒー店、
2階は「ナマケモノ大学」を開催しているコチラにて


場所  喫茶スロース (JR蒲郡駅より徒歩1分)

日時  11月17日(木) 20:00より 

電話  050-3598-6745

2016年10月10日月曜日

10月の落語講座のお知らせ

10月19日(水)、10月20日(木)は背中家腰楽の落語講座がございます。

本日は講座とは別のお知らせもございまして…

突然ではありますが、
この12月で蒲郡の喫茶スロースさんでの講座は一旦お休みとなります。
(暮らしの学校では今まで通り開催いたします)

早いものでこの落語講座も今年の12月で丸5年となります。
看板を持たない私のような者の落語を聞きに来てくださるお客様の
お陰でここまで続けることが出来たと感謝しております。

少年時代の自分に響いた落語。
テープが擦り切れるまで聞いたテレビ時代以前の落語。
それをどう舞台の上で今の時代に翻訳するか。
自分の中に響いた「いいなあ」をどう再現するか。
スロースさんは若いお客様が多いだけにその試みは実に新鮮でした。

さて今月はお酒にまつわるお話と猫にまつわるお話です。
猫好き酒好きにはたまらない愉快な2題をお届け。

どうぞお楽しみに!

10月19日(水)はJR岡崎駅より徒歩五分
様々な講座を開催しているこちらで。

場所  暮らしの学校 (JR岡崎駅徒歩5分)

日時  10月19日(水) 10:30~11:30

電話  0120-511-533

WEB  暮らしの学校(講座ページ)


10月20日(木)は、1階は特製自家焙煎コーヒー店、
2階は「ナマケモノ大学」を開催しているコチラにて


場所  喫茶スロース (JR蒲郡駅より徒歩1分)

日時  10月20日(木) 20:00より 

電話  050-3598-6745

2016年8月22日月曜日

9月の落語講座のお知らせ

9月21日(水)、一週おいて9月29日(木)は背中家腰楽の落語講座がございます。

今月は「佃祭」です。

実は予備知識なしでいきなり聞くのはちょっと難しいお話でして。
ところがお話の中で説明が多すぎると疲れるんです。
聞くほうも演るほうも。

そこで、落語講座では
今回は江戸時代の「信心」「お祭り」「交通」について
冗長にならないようプレゼン、レジュメにて
皆様にインストールいたします。

お話自体は芝居仕立てで大変に面白く、
皆様の人気者、与太郎さんも出て参ります。

どうぞお楽しみに!

9月21日(水)はJR岡崎駅より徒歩五分
様々な講座を開催しているこちらで。

場所  暮らしの学校 (JR岡崎駅徒歩5分)

日時  9月21日(水) 10:30~11:30

電話  0120-511-533

WEB  暮らしの学校(講座ページ)


9月28日(木)は、1階は特製自家焙煎コーヒー店、
2階は「ナマケモノ大学」を開催しているコチラにて


場所  喫茶スロース (JR蒲郡駅より徒歩1分)

日時  9月28日(木) 20:00より 

電話  050-3598-6745

8月の落語講座のお知らせ

8月24日(水)、8月25日(木)は背中家腰楽の落語講座がございます。

先月は怪談の講座へいっぱいのお運びありがとうございました。


やっぱり不思議な話、怖い話って、こういう暑い時期にはもってこいだなあと思います。
ゾーっとくるだけでなくお話しに集中しますからね。
でもって、暑さも忘れるというやつです。

で味をしめたというわけではありませんが、

今月の講座も一風変わった不思議なお話。

「きつね、たぬきは人を化かす」そんな言葉が生きていた時代のお話でございます

そういえば昔「平成狸合戦ぽんぽこ」なんてアニメもありましたね。

楽しいお話でもありますので、どうぞお楽しみに!

8月24日(水)はJR岡崎駅より徒歩五分
様々な講座を開催しているこちらで。

場所  暮らしの学校 (JR岡崎駅徒歩5分)

日時  8月24日(水) 10:30~11:30

電話  0120-511-533

WEB  暮らしの学校(講座ページ)


7月21日(木)は、1階は特製自家焙煎コーヒー店、
2階は「ナマケモノ大学」を開催しているコチラにて


場所  喫茶スロース (JR蒲郡駅より徒歩1分)

日時  8月25日(木) 20:00より 

電話  050-3598-6745

2016年7月26日火曜日

「落語」×「怪談」 一日講座のお知らせ

7月29日(金)19:30より、JR岡崎駅徒歩五分、暮らしの学校にて
「怪談」×「落語」と題しまして一日講座がございます。

クスリと笑ってゾーっとなる江戸時代の「世にも奇妙な物語」
どうぞお楽しみに!


場所  暮らしの学校 (JR岡崎駅徒歩5分)

日時  7月20日(水) 10:30~11:30

電話  0120-511-533

WEB  暮らしの学校(講座ページ)

2016年7月15日金曜日

7月の落語講座のお知らせ

7月20日(水)、7月21日(木)は背中家腰楽の落語講座がございます。

お古い話ということで落語にはよく昔の商売が出てまいります。

その中でも私が大好きなのは「猫の蚤取り」。
蚤取り屋さんが獣の皮で猫をくるんでやって、縁側かなんかで上から撫でてやる。
とそのうち蚤が獣の皮に移ってくるので、頃合いを見計らって
皮を取り蚤をパッパと払って、ハイいくら。という商売。

なんとものん気だなあ、
そんな商売で食っていけたのかなあと、
なんだかボーっと良い気持ちになってきます。

そんなわけで今月は今は存在していない江戸時代の商売にまつわる
大変に楽しいお話を2席。

どうぞお楽しみに!

7月20日(水)はJR岡崎駅より徒歩五分
様々な講座を開催しているこちらで。

場所  暮らしの学校 (JR岡崎駅徒歩5分)

日時  7月20日(水) 10:30~11:30

電話  0120-511-533

WEB  暮らしの学校(講座ページ)


7月21日(木)は、1階は特製自家焙煎コーヒー店、
2階は「ナマケモノ大学」を開催しているコチラにて


場所  喫茶スロース (JR蒲郡駅より徒歩1分)

日時  7月21日(木) 20:00より 

電話  050-3598-6745

2016年6月9日木曜日

6月の落語講座は「犬」にまつわるお話

6月15日(水)、6月16日(木)は背中家腰楽の落語講座がございます。

さて先月のお話は「茶金」でした。
上方(関西)では「はてなの茶碗」。

思った以上に好評でございました。
悪い人も出てて来ず、江戸っ子の粗忽ぶりもすがすがしいお話。
一文の値打ちのないものが紆余曲折を経て千両という値段になるあたり、
「価値」という言葉の意味について、ちょいと考えたりとなかなか深い。


ワタクシなんかも落語の「価値」について考えたりしまして。

最近SNSなんかを見ていますと、
実に色んなタイプの落語ファンがいらっしゃるのを感じます。

で、
同じ「落語」でも人によって響いている場所が決定的に違う。

ですから「これはヒドイ」と眉をひそめるような芸も、
人によっては普通に「素晴らしい」とか、
「味がある」「これはこれでアリ」だったり、
「(これが許されるなら)生きててもいいんだ!」
と感動させることすらある。

お客様が見出す「価値」が多様化していることが
近ごろ結構可視化されてきている。


そんなわけで
どういうお客様のどこに自分の落語が届いているのか
やっぱりアタクシも気になります。
まあそういうことを演者が気にしすぎてはいけなんですが…
だからといって成り行きに任せるのもマズイ。ホントに。
その間で、試行錯誤しながら、
お客さんに呑気に楽しんで頂けるようバージョンアップするしかないと、
勝手に頑張っております。ハイ

と今回も、「はてな?」と首を傾げるような
ややこしい話をしたところで、今月の講座のお知らせ。

今月は「犬」にまつわるお話を2席。
普通は内容がかぶるお話は「つく」と言ってやらないんですが、
話の中身は全然違うということで、ご容赦を。

とにかく馬鹿馬鹿しいお話ですのでご期待ください!


6月15日(水)はJR岡崎駅より徒歩五分
様々な講座を開催しているこちらで。

場所  暮らしの学校 (JR岡崎駅徒歩5分)

日時  6月15日(水) 10:30~11:30

電話  0120-511-533

WEB  暮らしの学校(講座ページ)


6月16日(木)は、1階は特製自家焙煎コーヒー店、
2階は「ナマケモノ大学」を開催しているコチラにて


場所  喫茶スロース (JR蒲郡駅より徒歩1分)

日時  6月16日(木) 20:00より 

電話  050-3598-6745

2016年5月14日土曜日

5月の落語講座のお知らせ

5月18日(水)、5月19日(木)は背中家腰楽の落語講座がございます。

講座と申しましても落語を教えるわけではございません。
落語が初めてという方にも、「あらかた知ってるよ」という方にも
よりお楽しみ頂けるようプレゼン、解説を加えた落語でございます。

さて今月の落語のテーマは「古道具」です。
骨董なんて言い方もしますね。

ここ20年くらいずっと骨董ブームが続いております。
その立役者といえば「なんでも鑑定団」。
今年は市制百周年イベントの一環で
地元の岡崎市に出張鑑定が来るようですね。

骨董を収集している人に話を聞いてみると(両親ですが…)
鑑定団がやる前と後で古伊万里なんかはずいぶんと値が違うそうで。

また番組を見ていると、オープンザプライス!で
昭和のビニール製の人形に数十万円の
値がついたりすると流石に、へぇとなりますな。

ただのガラクタにみえるものが、ある人にとってはたいへんに価値がある。
あるいは「価値がある」という声に惹かれて
それを欲しがる人が増え、さらに価値が上がっていく。

不思議なもんですね。

でも考えてみると落語のような芸も同じかもしれません。

人気の噺家さんともなれば、「新幹線で見に行っても高いとは思わない」
というお客様だっていらっしゃるんですから。
その一方で、あの人の話はお金貰っても…なんてことも。

オソロシイ。

まあそんな風にならないよう一生懸命やってまいります。

今月も愉快なお話ですのでご期待ください!


5月18日(水)はJR岡崎駅より徒歩五分
様々な講座を開催しているこちらで。

場所  暮らしの学校 (JR岡崎駅徒歩5分)

日時  5月18日(水) 10:30~11:30

電話  0120-511-533

WEB  暮らしの学校(講座ページ)


5月19日(木)は、1階は特製自家焙煎コーヒー店、
2階は「ナマケモノ大学」を開催しているコチラにて


場所  喫茶スロース (JR蒲郡駅より徒歩1分)

日時  5月19日(木) 20:00より 

電話  050-3598-6745

2016年4月14日木曜日

4月の落語講座のお知らせ

4月20日(水)、4月21日(木)は背中家腰楽の落語講座がございます。

講座と申しましても落語を教えるわけではございません。
落語が初めてという方にも、「あらかた知ってるよ」という方にも
よりお楽しみ頂けるようプレゼン、解説を加えた落語でございます。

さて先月の演目は「愛宕山」でした。

物語の終盤、たいこもちの一八が90尋(約160m)もの深さある谷底へ
傘を持って飛び降りる場面があります。 

「清水の舞台から願掛けで飛び降りる人」
の浮世絵が随分残っていますが、これも傘を差してんですね。

空気抵抗を大きくして落下速度を抑え
落下による衝撃を小さくしようというわけです。
でも中には傘が壊れちゃった絵なんかもありまして… 

でも傘をさしたぐらいでどうにかなるものなのか、ましてや160mの高さ。
野暮なこと…と思われるかもしれませんが 


 











演目終了後のプレゼンではこういったものを用いまして、
「一八は生き残れるか」ごく簡単検証
左下の式を使って適切な傘の大きさを求めたり。
これがドン引きと思いきやなかなかの好評。

調子に乗って色んな話をしておりましたら後でお客様が
「懐かしかったです!大学の授業を思い出しました」
とのお言葉を頂き、ちょいと冷や汗が流れたりしまして。

 まあ楽しんで頂けたようでありがたい限りです。

さて今月の落語のテーマは只今旬の「不倫」です。
たまには流行に乗りませんとね。
といってもドロドロしたお話ではありませんよ。
バカバカしいお話ですので、どうぞご期待ください!

不倫も昔は不義密通なんていいましてね。
子供のころ時代劇で出てきても親が意味を教えてれない言葉の代表でした
でも定義としては現在の不倫とは違ったりします。

江戸から昭和にかけてのその辺の事情もプレゼンいたしますので
どうぞそちらもお楽しみに。


4月20日(水)はJR岡崎駅より徒歩五分
様々な講座を開催しているこちらで。

場所  暮らしの学校 (JR岡崎駅徒歩5分)

日時  4月20日(水) 10:30~11:30

電話  0120-511-533

WEB  暮らしの学校(講座ページ)


4月21日(木)は、1階は特製自家焙煎コーヒー店、
2階は「ナマケモノ大学」を開催しているコチラにて


場所  喫茶スロース (JR蒲郡駅より徒歩1分)

日時  4月21日(木) 20:00より 

電話  050-3598-6745

2016年3月21日月曜日

3月の落語講座のお知らせ

3月24日(木)は背中家腰楽の落語講座がございます。

講座と申しましても落語を教えるわけではございません。
落語が初めてという方にも、「あらかた知ってるよ」という方にも
よりお楽しみ頂けるようプレゼン、解説を加えた落語でございます。

さて今月は「愛宕山」というお話です。
物見遊山という言葉がございますが、
「山に登ってそこからの眺めを楽しむ」
が庶民の娯楽の主流足りえた時代がありました。

昭和の頃にはあちこちの山の上に展望台だの、
遊園地だのがあったんです。

今回のお話はそれよりも昔の江戸時代、京都の愛宕山が舞台。
(日本中に愛宕山という名前の山があります)
「かわらけ投げ」なんて遊びも出てまいります。

とびきりのんきな楽しいお話ですので、どうぞご期待ください!

1階は特製自家焙煎コーヒー店、
2階は「ナマケモノ大学」を開催しているコチラにて

場所  喫茶スロース (JR蒲郡駅より徒歩1分)

日時  3月24日(木) 20:00より 

電話  050-3598-6745

2016年2月10日水曜日

2月の落語講座のお知らせ

2月17日(水)、2月18日(木)は背中家腰楽の落語講座がございます。

講座と申しましても落語を教えるわけではございません。
落語が初めてという方にも、「あらかた知ってるよ」という方にも
よりお楽しみ頂けるようプレゼン、解説を加えた落語でございます。

さて先月の演目は「幾代餅」でした。
一介の奉公人の若者(清蔵)が、吉原の花魁(幾代太夫)の錦絵を見て恋に落ち、
一年間働いて、貯めた金で会いに行く、という筋立て。
「紺屋高尾」という落語もほぼ同一の内容だったりします。

今の感覚で言えば、
「ブロマイド(古いか)やTVで見たアイドルに惚れて会いに行く」
みたいなものですね。

普通で考えたら相手にされるわけがないんですが、なんとこの清蔵は…

こういう筋立てがメルヘンなお話は、人物描写の細かさや演じ分けが大事。
本当にこんなことあるの?を信じられる物語にするためには、
「登場人物の存在」を信じてもらうしかないと思うんですね。

物語の聞き方、とらえ方も世代によって違う昨今ではございますが、
「物語の表現」としてここだけは押さえておきたいなあと。

とまた敷居が高くなる、ややこしい話をしたところで、今月の講座のお知らせ。

今回のお話は道具屋を舞台にストーリーが展開していきます。
落語に出てくるのは高級品を扱うような道具屋ではございません。
売るほうも買うほうも大変にのんき。
そんな道具屋で起きる騒動の顛末やいかに。

楽しいお話ですので、どうぞご期待ください!

2月17日(水)はJR岡崎駅より徒歩五分
様々な講座を開催しているこちらで。

場所  暮らしの学校 (JR岡崎駅徒歩5分)

日時  2月17日(水) 10:30~11:30

電話  0120-511-533

WEB  暮らしの学校(講座ページ)


2月18日(木)は、1階は特製自家焙煎コーヒー店、
2階は「ナマケモノ大学」を開催しているコチラにて


場所  喫茶スロース (JR蒲郡駅より徒歩1分)

日時  2月18日(木) 20:00より 

電話  050-3598-6745